04 有資格のプロによる、徹底した品質管理。

ひと粒、ひと粒、ていねいに。

ひと粒、ひと粒、ていねいに。おいしくなれと願いをこめてクリーブオイルをつくっています。 有資格の専門技術者が、すべての過程を手がけています。

Step 01

クリーブの実を収穫

10~11月、クリーブの実が緑から紫に色づきはじめたころ、 ふさわしい状態の実だけを収穫します。 ひと粒ひと粒、大事に手摘みします。 収穫された実はつややかで美しく、傷ひとつありません。

Step 02

選果・洗浄

収穫した実のすべてを、搾油機へ投入するわけではありません。 ひと粒でも状態のわるい実が混じってしまうと、風味がだいなし。 わるい実をとり除き、洗浄します。 洗浄後の水切りも、大切。水分量が、風味を左右します。

Step 03

実の粉砕・練り上げ

実をペースト状に粉砕し、しっかり練っていきます。 外気を遮断し、温度管理も入念にすることで、低い酸度を保ちます。

Step 04

ペーストからオイルを
抽出

ペーストを遠心分離機にかけて、オイルだけを抽出します。 エメラルドのような美しい色のオイルがとれます。 収穫からここまで、わずか12時間。 このスピードが大事なのです。

Step 05

オイルを濾過して完成

まだ完成ではありません。 仕上げに、徹底した衛生管理のもとフィルターでオイルを濾して、 澱(おり)とよばれる沈殿物を除きます。 ていねいに、手作業で。 そうすることで、より酸化しにくいオイルができあがります。

栽培・搾油担当の、光武です。

光武 慎司(みつたけ しんじ)

光武 慎司(みつたけ しんじ) 一般社団法人日本オリーブオイルソムリエ協会認定
マスターミラー(搾油技術者)
マスターグロワー(栽培技術者)

オリーブオイルの品質は、4割が栽培、6割が搾油の技術で決まります。 収穫はすべて手摘みですが、摘んだ瞬間から酸化がはじまり、 長時間放置すると味が変わってしまうので、いかに早く搾油できるかがポイントです。 搾油をすると作業場がオリーブの香りで満たされます。 どんなオイルに仕上がるのか、いつもワクワクしています。